9月も中頃過ぎて朝晩だいぶ涼しく感じるようになりましたね。さすが飯田…!ただ昼間の暑さはいまだに真夏でどうなってるんですかね。これ秋いつ来るんでしょう?
さて7月8月はぎっくり腰の患者さんが多かったです。重いものを持った時急に痛くなった、というパターンではなく、朝起きたらなんとなく違和感があるなと感じ、時間がたつにつれてどんどん痛みが増していき動けなくなってしまったというパターンの方ばかりでした。
ぎっくり腰は自律神経の乱れから?
外に出れば今までにないくらい暑く、家に入ればエアコンが効いていて涼しいという寒暖差で自律神経が乱れてしまうのもおかしくないです。自律神経乱れて腰痛になるってあまり関係がなさそうに感じますが、最近の研究で腰痛の原因の一つにストレスやうつなどの精神的要因が関与しているという話もあるのであながち間違いでもなさそうです。
ぎっくり腰の方の腰はひどいと緊張して盛り上がっていることがありますが、押してもあまり痛みは感じません。痛いところがはっきりしないことが結構あります。その代わりというわけでもないですが、肩甲骨や股関節の周囲の筋肉に張りや痛みが出ていることがあります。
痛めた瞬間が分かった…!というパターンではなく徐々に痛くなり動けなくなってしまうパターンのぎっくり腰は、実際に腰の筋肉や椎間板を痛めているわけではないのかもしれません。体にストレスや疲労がたまりすぎ、もうこれ以上は限界と脳が判断して動けないように痛みを発生させているのかとも思います。
ぎっくり腰になったときは
ぎっくり腰になってしまった際は、安静が一番だとよく言われていましたが、できる限り早めに施術や治療を受けたほうが、治るまでの期間は短くなります。また安静にして寝ているよりできる限りいつも通りの生活を続けたほうが良くなるのが早いようです。ただ重いものを持つなどは痛みが気にならなくなるまでは避けたほうが良いです。
まとめ
稲刈りの時期で体への物理的な負担も増える方が多いと思います。できれば痛めてしまう前に、あーちょっと体が疲れているなと感じたら、鍼灸でもマッサージでもストレッチでもいいので自分の体のケアをしてあげると、動けなくなるほどのぎっくり腰なんかは防げるのではないかと思います。
それでもなかなか自分の体は悪くなってからでないと気づけないことも多いです。痛くなってしまったら早めの治療がいいのは間違いないので、我慢せず病院や治療院に行ってみてください。